オイバ・トイッカ（Oiva Toikka）が1972年にデザインしたガラスのフライキャッチャー（Flycatcher）です。底には「O.Toikka」「Nuutajarvi　Notsjo」とサインがあり、第一期に製作された初期のもので1972-78年製です。
ふっくらと丸みを帯びており、綺麗なブルーのボディに赤いクチバシが特徴的です。正面には「ARABIA」シールが残っています。

【Nuutajarviのガラス工場でつくられていた、バードシリーズについて】
バードシリーズは、1793年にフィンランド南部で創立された「ヌータヤルヴィ／Nuutajarvi」の熟練したガラス職人たちによる「手吹き技法」によって１点１点ハンドメイドでつくられていました。（現在は「イッタラ／iittala」のガラス工場で製造が続いています。）
気泡や混入物などが見られることがありますが、これらはガラスの塊を溶かして製作する過程にて生じるもので、それぞれに個体差を与えています。１つ１つが異なる個性を持ち、ひとつとして同じものはありません。