アクセル/Axel ボウル(ヨナス・リンドホルム/Jonas Lindholm)
何風でもない
ゆるやかなボウル
アクセル ボウル(ヨナス・リンドホルム)
帽子をひっくり返したような、ユニークなかたち。
スウェーデンの陶芸家、「ヨナス・リンドホルム/Jonas Lindholm」がデザインし、佐賀県で有田焼をつくる「宝泉窯(ほうせんがま)」が協力してかたちになった「アクセル/Axel ボウル」は、ゆるやかにカーブを描く、一風変わったフォルムをしています。
釉薬の表情やかたちに独特の風合いがあり、量産品とは思えないあたたかみのある佇まい。厚みのあるぽってりとした質感がまるで陶器のようですが、素材は磁器。見た目のわりに重くなく、電子レンジや食洗機での使用が可能なので、普段の暮らしにやさしく寄り添います。
サイズは「S」「L」の2種類。Sは、スープやデザート、おひたしなどの副菜にちょうどいいサイズ。Lには、みんなで取り分ける大皿料理や、麺類、丼ものを。どちらのサイズも深さがあり、ゆるやかなカーブのフォルムは料理をすくいやすいという利点があります。
カラーは、「グレー」「ブラウン」「マットブラウン」の3色。どれも手持ちのラインナップにすっと馴染む、落ち着いた色合いです。
スウェーデンの陶芸家が日本のものづくりに共感し、日本のメーカーや窯元と協働で生み出された器だからでしょうか。“何風”と言い切れない、さまざまな要素が混じりあった風情のボウル。どんな料理を盛りつけても、その料理のためにつくられたかのように見える、不思議で魅力あふれる器です。
アクセル/Axel シリーズについて
ヨナス・リンドホルムの代表作「ホワイトライン/White Line」は、ヨナス自身がろくろや型を用いて製作している世界中で人気のシリーズ。細部までこだわってつくられた、シンプルで美しいフォルムと琺瑯のような独特な釉薬の表情が特徴です。
ただ、すべて1点ずつ手作業でつくられているため、生産できる数に限りがあり、売り切れてしまうと再入荷に時間がかかってしまうことも……。さらに、繊細なつくりの陶器は輸送中に破損してしまう問題などもありました。
そこで佐賀県有田市にある「宝泉窯(ほうせんがま)」の製作協力のもと、ヨナス自身がホワイトライン マグを元に新たな原型をつくり、新ラインとして誕生したのが「アクセル/Axel マグカップ」。宝泉窯の技術力の高さもあり、ヨナス自身も満足のいくお気に入りのプロダクトに仕上がりました。
そんなアクセルシリーズに加えるべく、ヨナスが新たにデザインしたのが「アクセル ボウル」「アクセル プレート」です。
宝泉窯での製作の様子
details
商品詳細
- デザイナー
- ヨナス・リンドホルム/Jonas Lindholm(スウェーデン)
- 窯元
- 宝泉窯(日本)
- サイズ
- S:約φ14.3×H6cm
L:約φ20.5×H6cm - 素材
- 磁器
- 製造国
- 日本(有田焼)
- 備考
- ・手仕事でつくられているため、釉薬のかかり方や彩色などに個体差がございます。商品の味としてお楽しみください。
・電子レンジ、食洗機でご使用いただけます。オーブンではご使用いただけません。
brand
ブランド紹介
ヨナス・リンドホルム
1963年生まれ。1990年から5年間、スウェーデンの国立美術工芸大学(コンストファック/Konstfack)に在籍。現在はスウェーデン有数の陶磁器の産地グスタフスベリ地区に工房を構え、作陶しています。柔らかい表情の白い器「ホワイトライン/White Line」シリーズは、本国だけでなく、世界中で愛されている名作です。
宝泉窯
宝泉窯は、寛永の初期に開窯し、以来代々鍋島藩の御用窯として発展。優美にして格調高い色絵磁器「色鍋島」に、新しい感覚の息吹を融和させた美術工芸品や食器を製作しています。
attention
ご購入前に知っておいていただきたいこと
素材の特性上、製造工程で生じる以下のような点がございますが、メーカーの品質基準をクリアした商品になります。また、当店にて再度検品を行った製品をお客様にお届けしております。