デンマークを代表するデザイナー「カイ・ボイスン／Kay Bojesen」（1886-1958）。生涯で2000点にのぼるアイテムをデザインした彼が、1951年に生んだ木製玩具の「モンキー／Monkey」。
つぶらな瞳のおどけた顔、まんまるなおなかにちょんと空いた小さなヘソ。円と曲線のみで表現されているのに、片手でぶら下がる姿には妙にリアリティがあり、ユーモアと好奇心にあふれていたカイ・ボイスンの人柄がのぞくよう。

そんな今も世界中で愛されつづけるモンキーに新しいカラーが加わりました。


写真上からグリーン、ブルー、イエロー
当初、子どもでも手が届くようにと、ハンガーにかけるフックとしてつくられたモンキー。子どもたちのため、安全かつ丈夫でシンプル、そして遊びの刺激になるようデザインされた表情豊かなモンキーは、子どもだけでなく大人の心をもつかみ、現在ではデンマークデザインを象徴するアイテムに。
やわらかく、丸みをおびた触り心地のいいかたちと、ユーモアあふれるルックスには、手に触れ、眺めているうちに微笑んでしまう魅力があります。


写真左からブラック、ブルー、グリーン、イエロー、レッド
新たに登場した「ブルー」「グリーン」「イエロー」「レッド」の４色に、同サイズで素材違いの「ブラック」も加えた全５色のラインナップ。
1940年代後半に、カイ・ボイスンが子ども部屋用にデザインした壁紙に使用した色からヒントを得た色合いは、鮮やかながら深みがあります。


写真手前はミニ レッド、奥はS メープル。
木の質感によく馴染むので、おもちゃとしてだけでなくインテリアにもうってつけ。どの色も目に楽しく、好きなカラーを複数組み合わせて飾りたくなります。


グリーン
大人の手のひらに乗るほどのサイズ（W10×H9.5cm）は、デスクの上やサイドテーブルなどにもコンパクトに飾ることができます。座らせ、引っかけ、寄りかからせて、と、首や肩など５箇所が360°可動する特徴を活かし、いろいろなポーズをさせて楽しんでください。


ブルー
「いいデザインは誰にでもわかるもの」というカイ・ボイスンの言葉をそのままかたちにしたようなモンキーが、迎えたその日から、日々の暮らし、ひいては人生をカラフルに彩ります。