直線と曲線のみで構成されたシンプルな図案ながら、眺めていると、自然あふれる景色が目前に現れるようです。フィンランドのテキスタイルブランド「ラプアンカンクリ／LAPUAN KANKURIT」と「ミナ ペルホネン／minä perhonen」の初コラボレーションで生まれた「メッツァランピ／METSÄLAMPI リネンブランケット」。ミナ ペルホネンのデザイナー、皆川明さんがフィンランドを訪れて描き下ろした、中央のしずく型から波紋のように全体に広がるパターンは、まるで森の木々を映す湖の水面のよう。図案の線はぼんやりとしており、木々の葉のようにも、水が揺れて現れるゆらぎのようにも見えます。 デザインの元になったフィンランドの湖の風景とリネンブランケット。下半分は水の波紋、上半分は木々を表現しています。写真は「95×180cm グリーン×ブルー」 図案は水面のゆらぎを表すような不規則なジグザグ線で描かれています
フィンランド語で「メッツァランピ／METSÄLAMPI」とは「森の湖」を意味します。暮らしの身近に森のあるフィンランドの人たちにとって、原風景ともいえる森の湖。そんな豊かな自然を象徴する景色を皆川さんがテキスタイルで表現しました。 145×200cm グリーン×ブルー 145×200cm ローズ×ライム
畳んだり、引っかけたり、広げたりとその時々で表情がガラリと変わるのは、上下で色味を変えているから。日本の折り紙にも通じるデザインに仕上がっており、ゆらゆらと見え方が変化する様子は湖に反射する景色とリンクします。 145×200cm ローズ×ライム
素材のウォッシュドリネンは、高品質なリネンに洗い加工をかけたもの。おろしたてからふわふわと空気を含み、やわらかい肌ざわりは頬ずりしたくなる気持ちよさ。吸水性、速乾性ともに優れた素材は、特に春から夏にかけて快適です。
「リネンブランケット 95×180cm」のみループ付き。左は同シリーズの「キッチンタオル 46×70cm」、 左から「95×180cm グリーン×ブルー」「95×180cm ローズ×ライム」
サイズは「95×180cm」「145×200cm」の２種類。ループ付きの90×180cmは、フックに掛けておけるので、収納時に場所を取りません。ブランケットとして体に掛けたり、レジャーシートのように敷いたりと、コンパクトに持ち運びができるのでアウトドアでも重宝します。145×200cmは、マルチカバーのようにソファやベッドに掛けたり、テーブルクロスとして敷いたり、インテリアとしても楽しめます。
カラーは、「グリーン×ブルー」と「ローズ×ライム」。朝と夕方の景色を表現しているような２色のカラーが暮らしに溶け込みます。

触れたりくるまったりするだけで、心底リラックスできるブランケットは、まるで静かな森の中で湖を眺めているかのような、そんな錯覚を起こす心地よさです。