デンマークの「ローゼンダール／ROSENDAHL」社が、アルネ・ヤコブセンのデザインに敬意を表して、オリジナルを忠実に再現した「テーブルクロック」。「美しいものをつくるのではなく、必要とされているものをつくる」というヤコブセンの言葉通り、視認性に優れたデザインの時計です。左から「シティーホール ブラック」「ローマン ブラック」「バンカーズ ホワイト」「ステーション ブラック」。

幼少期、自宅にあった古いローマ文字の時計に大変興味を持っていたというヤコブセン。「ローマン」は名前の通り、デザインの原点であるローマ文字を、自身の時計デザインに落とし込んだ一作です。2024年、限定モデルとして登場した「ローマン クラシック」は、当時の技術では実現する事が困難であった純度の高い「白」をイメージし、文字盤に「ベージュ」を採用。スタンドや針にゴールドを取り入れた、ラグジュアリーな雰囲気が魅力です。

1937年にヤコブセンによって描かれたカプリ島の広場の水彩画。中央にローマ文字の時計が描かれており、彼のローマ文字への興味深さが伺えます。

「ステーション バーガンディ」は、当時ヤコブセンと共に時計の製造を行っていた電気会社「ラウリッツ・クヌーセン」が、白や黒ではない第３の色で製造しようと考えていた幻のプロダクトのひとつ。70年の時を経て、現代で初めてかたちになった特別なカラーです。

「シティーホール」は、文字盤が線と点のみでデザインされたシンプルな見た目が特徴。時計としての機能性を保ちつつ、無駄な装飾を一切省いたスタイリッシュな美しさで空間に調和します。写真は「ベージュ」。

「バンカーズ」は、数字をキューブで表したデザイン性の高い文字盤が特徴です。「グレー」は、ヤコブセンが好んで建築で使用していた素材の１つである、ノルウェーの大理石「ポル スグルン」からインスピレーションを得て採用されました。

手で持ったサイズ感。

左上から時計回りに、正面、背面、上面、側面。背面の銀色のボタンは、アラームセット用のON/OFFスイッチになります。

本体後ろのカバーを外し、電池をセットします。アラームセット用のボタンの両脇にあるつまみを回すと、時刻とアラームを設定することができます。

本体上部にはタッチセンサーが付いており、手で軽く触れると５秒間ライトが点灯します。アラーム機能をセットしているときは、タッチすることでアラームを停止することができます。

「ローマン」のインデックスと針の様子。「クラシック」（左）はインデックスがネイビー、針がゴールド。「ブラック」（右）はブラックです。

「ステーション」のインデックスと針の様子。インデックスは、全てブラック。針は「ブラック」（左）のみシルバー、それ以外はゴールド（右）です。

「シティーホール」のインデックスと針の様子。「ブラック」のみホワイト（左）、それ以外はブラック（右）です。

「バンカーズ」のインデックスと針の様子。インデックスのカラーは「ホワイト」（左）がブラック、「グレー」（右）がオレンジです。

「ローマン」のスタンドの様子。「クラシック」（上）はゴールド、「ブラック」（下）はシルバーです。

「ステーション」のスタンドの様子。「ブラック」（上）はシルバー、「バーガンディ」（中央）はゴールド、それ以外はマットゴールド（下）です。

「シティーホール」のスタンドの様子。「ブラック」（上）はシルバー、それ以外はマットシルバー（下）です。

「バンカーズ」のスタンドの様子。「ホワイト」（上）はシルバー、「グレー」（下）はマットシルバーです。

専用箱入りですのでギフトにも最適です。