まるでタマゴのようなまるっとしたフォルムに、つぶらな瞳に小さなくちばし。スウェーデンの陶芸家、リサ・ラーソン/Lisa Larsonの動物オブジェ「バード/Bird」は、見ているだけで心が和みます。こちらのオブジェは、1967年〜71年頃につくられていた「ファグラー/FAGLAR」シリーズの復刻版。当時と羽の模様やペイントは異なりますが、そのぽってりとした姿は忠実に再現されています。
制作はスウェーデンのグスタフスベリ地区にある陶器メーカー「ケラミックステュディオン/Keramik Studion Gustavsberg」。 熟練した職人がひとつひとつ丁寧に釉薬を吹き付けています。そのため、斑点模様や肌の表情がそれぞれ違い、2つとして同じものは存在しません。目の前にいるオブジェは自分だけのものだと思うと、より愛着が沸いてきます。
ラインナップは、お尻部分がシャープに伸びた「He」と、尾っぽの短い「She」の2種類。友だち?カップル?それとも夫婦?なんて想像を膨らませながら2匹並べて飾りたくなります。例えば、リビングや寝室、玄関、書斎のデスク。小さなトリたちは場所を選ばず楽しめます。ただ、手で包み込みたくなるサイズ感とツルッとした質感が気持ちよくて、ついいつまでも手の平の中で愛でていたくなってしまうかもしれません。
ユニークな三角形の専用ボックス入りなので、大切な人への贈り物にしても喜ばれるはずです。
ふと目をやった先にバードがいると、自然と笑顔になってしまいそうです。暮らしの必需品ではないかもしれませんが、側にいるだけで心にゆとりや癒しを与えてくれる、そんな存在です。