カイ・ボイスン デンマーク（Kay Bojesen Denmark）は、デンマークのクラフトデザイナー、カイ・ボイスンの生誕125周年（2011年）を機に、それまで彼の木製オブジェを復刻生産していたローゼンダール コペンハーゲンから独立する形で新たに設立されたブランドです。

当初木製人形などの作品を通して知られていたカイ・ボイスン（Kay Bojesen）ですが、1938年にデザインしたスプーン、フォーク、ナイフのカトラリーセットは、当時デンマーク中で大きな反響を呼びました。品質の確かさ、人を魅了する美しいデザインは、発売開始より50年を過ぎた今でも色あせることはありません。デンマーク王室御用達として、世界各国のデンマーク大使館において愛用され続けています。

1886年に創業したデンマーク最古のスーパーマーケット Irma（イヤマ）。オーガニックや自然素材のものを多く取り揃えていることで知られています。マスコットキャラクターの「Irma Girl（イヤマちゃん）」は、創業者の娘さんがモデルとなっています。

1960年にデンマークでステンレス製品のメーカーとして創業。1967年には、建築家アルネ・ヤコブセン（Arne Jacobsen）がデザインした「シリンダライン（Cylinda Line）」を発表しました。当時はステンレスでつなぎ目のないデザインを再現することが難しく、高度な技術とデザインが評価されました。その後も、エリック・マグヌッセン（Erik Magnussen）による「バキュームジャグ（Vacuum jug）をはじめ、数多くのヒット商品を発表しています。

ローゼンダール（ROSENDAHL)は、1987年に立ち上げられた、デンマークのライフスタイルブランドです。「良質なデザインは、創造性と構造体の間の絶妙に保たれたバランスから生まれる」という哲学のもと、北欧デザインの伝統的思想を受け継ぎつつ、世界の第一線で活躍する著名デザイナーとともに、より身近なライフスタイルに溶け込むプロダクトを生み出してきました。

アーキテクトメイド（ARCHITECTMADE）は、20世紀半ばに活躍したデンマークの建築家達による作品を忠実に再現したプロダクトコレクションです。デンマークを始め世界中の熟練した職人の手から生み出され、長年に渡って楽しんでいただける耐久性のあるアイテムを提案しています。シンプルでエレガントなフォルムは、親から子へ子から孫へと、何世代にも渡って受け継がれていく事ができる逸品です。また、厳しい基準のもとにクオリティコントロールを行い、デザインが求めるディティールを追求し続けています。

建築家と家具職人が2014年に創業したプロダクトブランド。創業わずかながら、緻密な構造とミニマリズムを妥協なく追求し、新たな機能性を持つアイテムは、より良いライフスタイルを創る上での可能性を広げてくれます。代表的なアイテムの「フレーム」は、台紙のない透明なキャンバスを生み出し、これまでの“額縁”とは全く違った世界観を作り上げています。

1999年にデンマークで設立され、家具や照明のほか、テキスタイルや各種小物までトータルに開発・販売しているデンマークのインテリアブランド。多くのデザイナーたちとコラボしながらコレクションを発表し続けており、現代デンマークを代表するブランドとして知られています。

2007年にデンマーク コペンハーゲンにて設立。バス、キッチン、子供用品のほか、ブランケットやバッグなど様々なオーガニックコットン素材のアイテムを提案しています。2010年以降、オーガニックテキスタイルの世界基準GOTSの認証を全てのアイテムが取得。デザインは、デンマークのテキスタイルデザイナー数人との連携して作っており、素材の良さとデザインのクオリティの高さで注目を集めています。

デンマークの2人の起業家、Sgvard Bernadotteとデンマーク王室のMargrethe2世の叔父が設立したキッチン・ハウスウェアブランドです。1950年に建築家のActon Bjonらが、機能的でデザイン性のある、高品質なミキシングポールを創作し始めて、数年後にはデンマーク国王が、販売の許可及び世界へ向けての販売を進めました。多くのデザイナーや建築家が参加して、理想のデザインを追求することで生み出された「Margrethe Bowl（マルグレーテ・ポール）」が有名です。50年以上経った現在でも、世界中で愛され続けているキッチン・ハウスウェアブランドです。

1919年から木製家庭用品を生産しています。デザイン、機能共に優れた日常使いの木製家庭用品を提供することを目標とし、使い勝手の良さとデザインの両立を理念とし、温かみがある、クオリティーの高い製品を作っています。

20世紀初め、デンマークの建築家P.V.イエンセン・クリントは、紙を規則的に折り上げて作る、手作りのランプシェードを生み出しました。クリント家の趣味の延長として作られたシェードは、美しいデザインだけではなく、機能的にも優れた照明の名品として世に知られました。1940年代にレ・クリント社を創立し、60周年を迎えると、デンマーク王室の御用達に選定されるほどに成長。手作りならではのフォルムは、当時の精神とともに受け継がれています。